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!!!wxPrintPreview
このクラスのオブジェクトは、印刷プレビュー処理を管理する。このオブジェクトは、wxPrintoutオブジェクトに渡され、wxPrintPreviewオブジェクト自身は、wxPreviewFrameオブジェクトに渡される。プレビューは、プレビューフレームの初期化と表示から始まる。wxPrinter::Printとは異なり、制御の流れは、フレームが表示された後すぐ、アプリケーションに戻る。
<<基本クラス>>
wxObject
<<インクルードファイル>>
<wx/print.h>
<<参考>>
印刷の概要, wxPrinterDC, wxPrintDialog, wxPrintout, wxPrinter, wxPreviewCanvas, wxPreviewControlBar, wxPreviewFrame.
<<メンバ>>
wxPrintPreview::wxPrintPreview
wxPrintPreview::~wxPrintPreview
wxPrintPreview::GetCanvas
wxPrintPreview::GetCurrentPage
wxPrintPreview::GetFrame
wxPrintPreview::GetMaxPage
wxPrintPreview::GetMinPage
wxPrintPreview::GetPrintout
wxPrintPreview::GetPrintoutForPrinting
wxPrintPreview::Ok
wxPrintPreview::PaintPage
wxPrintPreview::Print
wxPrintPreview::RenderPage
wxPrintPreview::SetCanvas
wxPrintPreview::SetCurrentPage
wxPrintPreview::SetFrame
wxPrintPreview::SetPrintout
wxPrintPreview::SetZoom
!wxPrintPreview::wxPrintPreview
!! wxPrintPreview::wxPrintPreview
wxPrintPreview(wxPrintout* printout, wxPrintout* printoutForPrinting, wxPrintData* data=NULL)
コンストラクタ。printoutオブジェクトと、オプションで実際の印刷の際に使用されるprintoutオブジェクト、オプションで印刷データのアドレス（印刷プレビューオブジェクトの印刷データにコピーされる）を渡す。
printoutForPrintingがNULLでなければ、ユーザがプレビューインタフェースから直接印刷できるよう、'''印刷...'''ボタンがプレビューフレームに表示される。
このデストラクタが呼ばれてすぐに、printoutオブジェクトをdeleteしてはならない。なぜなら、prinoutオブジェクトは、wxPrintPreviewコンストラクタでdeleteされるからである。同じことは、data引数には適用されない。
wxPrintPreviewオブジェクトが正しく作られたかどうかは、Okメンバで調べることができる。プリンタデバイスコンテキストの初期化に問題があれば（例えば、プリンタが設定されていない）、Okはfalseを返す。
!wxPrintPreview::~wxPrintPreview
!! wxPrintPreview::~wxPrintPreview
~wxPrinter()
デストラクタ。両方の印刷プレビューオブジェクトをdeleteするため、アプリケーションの中でこれらのオブジェクトを破棄してはならない。
!wxPrintPreview::GetCanvas
!! wxPrintPreview::GetCanvas
wxPreviewCanvas* GetCanvas()
印刷プレビューイメージを表示するために使用されるプレビューウィンドウを取得する。
!wxPrintPreview::GetCurrentPage
!! wxPrintPreview::GetCurrentPage
int GetCurrentPage()
現在プレビューされているページを取得する。
!wxPrintPreview::GetFrame
!! wxPrintPreview::GetFrame
wxFrame * GetFrame()
印刷プレビューキャンバスとコントロールバーを表示するのに使用されるフレームを取得する。
!wxPrintPreview::GetMaxPage
!! wxPrintPreview::GetMaxPage
int GetMaxPage()
最大ページ数を返す。
!wxPrintPreview::GetMinPage
!! wxPrintPreview::GetMinPage
int GetMinPage()
最小ページ数を返す。
!wxPrintPreview::GetPrintout
!! wxPrintPreview::GetPrintout
wxPrintout * GetPrintout()
wxPrintPreviewオブジェクトに関連付けられたプレビューprintoutオブジェクトを取得する。
!wxPrintPreview::GetPrintoutForPrinting
!! wxPrintPreview::GetPrintoutForPrinting
wxPrintout * GetPrintoutForPrinting()
プレビューインタフェースの内部から印刷するときに使用されるprintoutオブジェクトを取得する。なければ、NULLを返す。
!wxPrintPreview::Ok
!! wxPrintPreview::Ok
bool Ok()
wxPrintPreviewが有効であればtrueを返し、そうでなければfalseを返す。プリンタデバイスコンテキストの初期化に問題があれば（例えば、プリンタが設定されていない）、falseを返す。
!wxPrintPreview::PaintPage
!! wxPrintPreview::PaintPage
bool PaintPage(wxPreviewCanvas *canvas, wxDC&dc)
プレビューイメージでプレビューウィンドウをリフレッシュする。プレビューウィンドウのOnPaintメンバから呼ばれなければならない。
その実装は単に、プレビュービットマップをcanvas上にblitし(?)、プレビュービットマップがなければ新しく作成する。
!wxPrintPreview::Print
!! wxPrintPreview::Print
bool Print(bool prompt)
wxPrintPreviewコンストラクタで提供された２個目のwxPrintoutオブジェクトを使用して印刷処理を実行する。通常、プレビューフレームのコントロールバー上にある、'''印刷...'''パネルアイテムによって呼ばれる。
エラーの場合には、falseを返す。エラーの種類について、詳細な情報を取得するためには、wxPrinter::GetLastErrorを呼べばよい。
!wxPrintPreview::RenderPage
!! wxPrintPreview::RenderPage
bool RenderPage(int pageNum)
ページをwxMemoryDC上にレンダリングする。wxPrintPreviewによって、内部的に使用される。
!wxPrintPreview::SetCanvas
!! wxPrintPreview::SetCanvas
void SetCanvas(wxPreviewCanvas* window)
印刷プレビューイメージを表示するために使用されるウィンドウを設定する。
!wxPrintPreview::SetCurrentPage
!! wxPrintPreview::SetCurrentPage
void SetCurrentPage(int pageNum)
プレビューすべき現在のページを設定する。
!wxPrintPreview::SetFrame
!! wxPrintPreview::SetFrame
void SetFrame(wxFrame *frame)
印刷プレビューキャンバスやコントロールバーを表示するために使用されるフレームを設定する。
!wxPrintPreview::SetPrintout
!! wxPrintPreview::SetPrintout
void SetPrintout(wxPrintout *printout)
printoutオブジェクトをwxPrintPreviewオブジェクトに関連付ける。
!wxPrintPreview::SetZoom
!! wxPrintPreview::SetZoom
void SetZoom(int percent)
プレビューズームの比率を設定し、結果的にプレビューキャンバスをリフレッシュする。
